2014/4/25 作成者:iida カテゴリー:ブログ , その他
こんにちは、尾田です。
この度、当社の向かい側にある志免町 中の坪公園の整備に伴い、解体予定であった機関車が大分県玖珠町に移設されることになりました。
私自身、SLにはさほど興味はないのですが、どうやって移設するのだろうと、その方法には非常に興味をもってましたので、会社の窓から見た風景にて報告いたします。
この機関車は、約100年前の蒸気機関車で“96型機関車”というらしく、全部品を国内で製造した初めての純国産車だそうです。吉塚~宇美までを通ってた勝田線ではなく、国鉄 長崎線や田川線を走ってました。
走行距離は、地球延べ6周分にあたるそうです。
当初、公園の整備に伴い、別の公園への移設を計画されていましたが、移設費・補修費・維持管理が高額となるため、現地で解体されることになっていました。
しかしこの度、鉄道をテーマとした町づくりを進めている大分県玖珠町の“豊後の森機関庫”に引き取られることに決まったそうで、解体を惜しむ志免町にとっては明るい話題です。
全長 約 13m ・ 重さ 約 80t はあるボデーが、荷台部分とボイラー部分、台車部分に切り離され、約6時間をかけてそれぞれ慎重にトレーラーに載せられていきました。
準備から搬出まで約2日掛かり…別れを惜しむたくさんのギャラリーに見送られながら、線路を残して全てが運び出されました。
サビや傷みが激しかった機関車ですが、展示前にこれから1年を掛けて修復されるそうです。
1年後、豊後の森機関庫に美しい姿でよみがえった姿が見てみたいものです。
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